2月以降に総合型選抜を実施している首都圏私大は多い!
まもなく2月となり、私大一般選抜の前期入試がはじまる。
首尾よく志望校に合格できれば良いが、もし不合格となってしまったらどうすべきか?
一般選抜の中・後期だけでなく、総合型選抜もまだ間に合う大学が多いことをご存じだろうか?
2月に入ると、いよいよ私大の一般選抜が本格化する。
一般選抜前期の成績が思わしくなかった場合、中・後期試験だけでなく実は総合型選抜でもまだ出願を受け付けている私大が首都圏にはかなり存在することを本稿でお伝えしたい。
*一般選抜後期の解説はコチラ
「総合型選抜といえば年内に実施されるもの」というイメージが強いが、編集部で首都圏の約200校に及ぶ私大の入試要項を調べたところ、なんと55大学が2月以降も出願可能な総合型選抜を実施していた。
2月以降に総合型選抜で出願が可能な首都圏私大情報について、弊社特設サイト「2月以降に出願できる首都圏私大」にて詳しくまとめた。
同サイト内では、総合型選抜だけでなく一般選抜(共通テスト利用方式を除く)で2月15日以降に出願可能な首都圏私大情報も同時に紹介しているので、ぜひご覧いただきたい。
※2024年1月更新:2024年の2月後半~3月にかけて出願できる首都圏私大・短大の入試情報を公開しました。
詳細な内容は、こちらから
ポイントは、3月に入ると出願可能な大学数が大きく減ること。あまり時間が無い中で早めに出願の検討を進める必要があるということだ。
総合型選抜は、志望校を深く調べ上げた情報をもとに入学したい熱意を書面や面接で具体的にアピールすることが重要だ。短期間で調査するのは大変だが、最善は尽くしたい。
まずは自分が通っている高校の進路指導室の先生に相談してみてほしい。たとえば、仮にあなたが受けたい大学に年内の総合型選抜ですでに合格した生徒がいた場合、進路の先生を介して合格に繋がる入試情報を集められるだろう。
また、今から受験できる大学の中で、これまで進学した卒業生から評判の良い大学はどこか、先生に相談してみるのも手だ。
志望校のアドミッションポリシーなどを手早く調べるには、首都圏私大各校のポイントをまとめたWebサイト「進路の広場」を活用することもおススメする。
少しウラ話になるが、2月の段階で学生募集枠にまだ余裕がある(苦戦している)大学の場合は、今から1人でも多く学生を集めたいと考える可能性が高いため、出願すれば年内の入試の時よりも合格しやすいというケースがしばしばあり得るようだ。
受験してみたい大学がある場合は思い切って入試担当者に現在の募集状況について質問してみる手もある。「今年はまだ充分にチャンスがありますよ」というニュアンスのことを言われたら、募集枠にまだ余裕があり、合格者数も多めに出せる状態なのかもしれない。
2月中旬で進路が未決定な状況であれば、「あとがないから入れる大学ならどこでもいい」という気持ちになるのはよく分かる。しかし、4年間の大学生活を全うするために、限られた選択肢の中から最も納得のいく大学を選んでほしいと切に願う。
たとえば、2月の一般選抜の受験校からは外したが、実際に見学などはしたことがあり気になっていた大学を受けてみる。または先生(予備校の先生でも可)など、大学情報に詳しい人から推奨された大学を検討してみてはいかがだろうか。
繰り返しになるが、3月以降になると出願可能な大学数はどんどん減っていくので、当サイトを参考に早めに気になる大学を比較・検討していただきたい。
SINRO! 編集長 河村卓朗