豊島継男事務所より、私立大学一般選抜 英語外部試験<スコア別>利用大学検索ツール【ヨンナビ】の2026年度入試版が、9月1日にリリースされた。
*「ヨンナビ」はこちらから
「英語外部試験利用入試」とは、大学が指定した英語外部試験を事前に受検し、一定以上の級・レベル・スコアを獲得している受験生を対象とした選抜方式または判定基準。26年度の一般選抜では、全私立大の52.6%に該当する307校が導入。導入率が高いのは東京地区と近畿地区で、東京地区は77校(70.0%)、近畿地区は71校(61.2%)の導入が確認できている(8月26日現在)。
英語外部試験には英検・GTEC・TEAP・ケンブリッジ英検など複数あるが、すべての英語外部試験を利用可とする大学と、特定の英語外部試験しか利用できない大学が混在するのが現状である。
受験生が、志望校の「英語外部試験利用入試」出願のために必要な級・レベル・スコアの確認や、自分の級・レベル・スコアが大学ごとにどのように評価されるのかを確認するためのサイトは数多くあるが、大人の事情ですべての英語外部試験を同時に検索できるサイトはヨンナビ以外に存在していない。
ヨンナビの最大の特徴は、英検・GTEC・TEAP・ケンブリッジ英検・IELTS・TOEFL、複数の英語外部試験のスコアを同時に検索できる(TOEICを除く)ことだ。
大学がスコアを低く設定している試験や、自分の級・レベル・スコアが有利となる試験が見つけやすくなっているので、既に英語外部試験を受験した高校生にも、これから受験する高校生にも利用しやすいサイトになっている。
また、9月から26年度入試の最新情報が検索できるのも、ヨンナビの魅力の1つである(他の検索サイトのほとんどが、26年度版へのデータ移行は11月以降)。
ヨンナビでは、26年度入試版から新たな絞り込み検索機能を搭載。これにより、出願時に英語外部試験のスコアを証明する書類を願書と共に提出した際、試験日の英語受験に関して、「必須」「選択」「免除」の識別が可能になった(共テ利用方式の場合には、共テの英語受験に関する識別)。
「英語外部試験利用入試」は導入校の増加と同時に、その利用方法も複雑化している。ヨンナビの新機能は、「試験日当日に英語の試験がない(=事前に英語の得点を確保できる)」方式だけを絞り込みたい受験生には、大きな魅力となることだろう。
これ以外にも、大学独自の入試と共テ利用方式の識別、出願締切日順・試験日順の検索、なども可能になっており、ヨンナビは英語外部試験を利用して一般選抜に挑戦する受験生の要望に対応できるシステムになっている。
私立大一般選抜へのチャレンジに重要なポイントとなる英語外部試験。自分のスコアで受験可能な大学を調べる際には、ヨンナビを効果的に活用しよう!