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【大学受験】今から出願できる大学 2025【中期・後期日程のある私立大学】がねらい目な理由とは?

【まだ間に合う!】2025年度 大学受験で2月から3月にかけて一般選抜(共テ利用方式含む)や総合型選抜で出願が可能な首都圏の私立大学・短大数は弊社調べで146校。 後期日程の入試はライバルが少なく、受かりやすい理由を解説します。

  • 大学・短期大学進学 2025年 01月22日

2月上旬になると、私大一般選抜のいわゆる前期試験が多くの大学で実施されます。

そこで志望校の合格を得られなかった場合、受験生はこのあとどう動くべきか?

本稿では2月中頃以降に実施される私大の中期・後期試験(個別試験、共通テスト利用入試)がねらい目な理由を解説していきます。

SINRO! 編集長 河村卓朗 

2月から3月にかけて出願できる
大学・短大は首都圏で100校以上ある!!

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進路企画では、2025年度 大学入試を頑張る受験生に向けて、一般選抜と総合型選抜で2月から3月にかけて「今から出願できる」(東京・千葉・埼玉・神奈川)の私立大学、短大146校の入試情報「今から出願できる2025年度 私立大学入試」をWeb公開中です。2025/1/20更新↓

進路企画用バナー.png

「共通テストのみ」で受験できる試験日程を追加!

*↑バナーをクリックすると各校試験日程が見れますが、一般選抜に今年度分から「共通テストのみで受験できる」各大学の入試日程を新たに掲載しています

上記サイトでは「検索機能」をご活用いただくとスムーズに調査ができます。一般選抜で受験を検討している方はまず「個別試験のみで受験可」、「共通テストのみで受験可」、「併用方式(個別試験+共通テスト)」から自分が受けたい形式を選びましょう。

さらに、「キャンパス所在地」「試験日」「出願終了日」「学べる分野」などで絞ると自分に合った大学が見つけやすくなります。

*↑2/10以降に出願できる大学入試情報はコチラから!

「日東駒専」、「大東亜帝国」など
多くの有名校が出願受付中!

これから出願できる大学のラインナップが気になる方も多いと思いますが、残念ながら「早慶上智」や「GMARCH」などの難関校はこの時期の入試はほとんどやっていない状況ですが、中央大学、明治大学、成城大学などは共通テスト利用方式のみ、実施しています。

一方、有名校でこれから出願可能な個別試験を行う大学も多数あります。主な大学を下記表にまとめました(共通テスト利用方式のみの大学は除く)。

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その他に、私が取材を通して魅力を感じた大学として、受験生が多い経済・経営関連のテーマを実学的なアプローチで学べる産業能率大学、東京経済大学、多摩大学などを挙げておきます。

今回初めて知った大学や改めて「どんな大学だろう?」と思った大学については、「進路の広場」内の「大学・短大を探す」ページで各校の中身をぜひ調べてみてください。

「後期試験(3月の入試)」は
引き続き合格チャンスが多くなりそう!?

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昨年の解説記事でも触れましたが、私大受験のラストチャンスともいえるこの時期の入試が、年々ライバルが減って実は合格チャンスが増えている点について解説していきます。

結論からいえば、今年もこの時期の入試でライバルが減る可能性が濃厚です。どうしてこのような状況になっているのでしょうか?

答えは、年内入試で進路を決める人が増えていること、一般選抜の前期(2月前半の入試)でもここ数年、合格者数を増やす大学が多くなっていること。この2つの要素により、2月10日の週くらいまでに進学先が決定する受験生が近年とても増えているからです。

特に、いわゆる日東駒専・大東亜帝国などの大学群やもう少し偏差値の低い大学を志望する受験生の多くは、「年内入試」とよばれる総合型選抜や学校推薦型選抜(指定校推薦など)で進学を決めており、一般選抜の受験者は減っています。

次に、実際に私大の後期日程(3月の入試)を受ける受験生の数がここ数年でどれくらい減っているのか見てみましょう。ハッキリ言って「激減」しています。

2020年度と2024年度を比較すると
「3月の入試」の志願者数は約4割減!

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豊島継男事務所が調査した、首都圏(東京・千葉・埼玉・神奈川)の後期試験(3月の入試。共通テスト方式を除く)における志願者数を見てみると、2020年度の約11万2千人から2024年度には約6万人にまで減っていることがわかります。実に46%減とほぼ半減しています。

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上記データからも近年、この時期まで残っている受験生が急速に減っていることは確かです。更には今年度の入試では年内に学力型の入試を導入する大学が出てきたことで益々、進路の早期化に拍車がかかっているかもしれません。

実際に後期日程(3月の入試)の各校倍率を見てみると、有名校でも学科によっては1倍台などというケースも散見されます。特に小規模校の場合は、この時期の入試の学科単位の志願者数は数人程度で合格倍率も1倍台というケースがいくつも見られます。

このことから、私は2月以降、今から出願できる大学の中にはねらい目かつ合格チャンスが多い大学・学部が多数あると思います。

今から出願できる2025年度 私立大学入試」などでしっかり受験できる大学をチェックすれば、早々に進学先を決めた受験生よりもむしろ知名度の高い大学に合格するチャンスがあるかもしれません。

シッカリ調べて選択肢を多く持ち、最後まであきらめずに合格を目指してください。

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