先日、私たち進路企画スタッフは2023年4月に開校予定の日本さかな専門学校を見学した。
マグロで有名な神奈川県三浦市の三崎港。その波止場沿いに立つスタイリッシュなコンクリートの校舎からは、目の前に広がる相模湾とその向こうの富士山が一望できる。
校舎内部は鋭意工事中ながら、水量15tまで入る水槽や、さかなの調理加工に適した調理室、学生一人1台のMy水槽を置ける保管室など、充実した施設・設備が整う予定だ。
調理室の流し台は魚を丸ごと洗えるように大きめサイズ |
この日はあいにくの曇りだったが、教室の窓からは富士山が望める |
水族館並みの水量15tの大水槽 |
校舎内には珍しい海の生き物たちの水槽が並んでいる |
【4つの柱で「さかな」を総合的に学ぶ】
日本さかな専門学校では、「漁業」「調理・食品学」「観光・レジャー」「環境」という4つの柱でさかなを総合的に学ぶ。三浦市の強力なバックアップもあり、地元の水産業や漁業に携わる人々と連携しながら実践的に学べる環境が整っている。
1.漁業 「育てる漁業」としての養殖の技術と知識を学ぶ
2.調理・食品学 魚種に合わせた調理法から食品ビジネスまで学ぶ
3.観光・レジャー さかなの魅力を発信する「釣り」と「水族館」
4.環境 定期観測を通して環境の変化を知り、何ができるかを学ぶ
日本初の「さかな」の専門学校、その取り組みに注目したい。
SINRO! 編集部