一般選抜・総合型選抜で出願可能な大学はまだある!
2月も後半となり、いよいよ2022年度一般選抜もゴールが近づいてきました。
本稿では改めて、締切が直前に迫ってきた私大後期試験について解説します。
3月以降もまだ、出願できる大学は残っています!
2/1の記事にて、首都圏で後期入試を実施している大学が約100校あることをご紹介した。
※2024年1月更新:2024年の2月後半~3月にかけて出願できる首都圏私大・短大の入試情報を公開しました。
詳細な内容は、こちらから
まだ進路が決まっていない受験生で、有名大学に一般選抜の後期試験で再チャレンジしたい人は今週中が1つの出願リミットだと思ってほしい。
たとえば、國學院大學のB日程は2/22、専修大学の後期は2/24、駒澤大学のT方式3月、東洋大学の後期はそれぞれ2/25、神奈川大学、関東学院大学の後期はそれぞれ2/22、といった具合に、後期試験を実施する大規模校は今週中に出願を締め切るケースが多い。
出願が間に合わなかった!ということがないよう、注意してほしい。(日程は弊社調べ。詳細は各大学のWEBサイトをご確認ください)。
面倒見の良さに定評がある女子大にもまだ出願可能な大学はある。
たとえば、昭和女子大学(3月期)が2/26、フェリス女学院大学(3月期)が2/27、共立女子大学(3月日程)、実践女子大学(Ⅲ期)、恵泉女学園大学(C方式)が3/1まで出願を受け付けているので女子受験生はコチラも注目してほしい。(日程は弊社調べ。詳細は各大学のWEBサイトをご確認ください)。
この記事にたどり着くのが遅かった人も大丈夫。3月以降も出願を受け付けている首都圏の大学はまだまだある。*後期試験 検索サイト➡ 「2月以降に出願できる大学」
こちらの「絞り込み検索」で出願終了日の「3月前半」、「3月後半」をチェックいただくと3月以降も出願可能な大学が分かる。
知名度が高い大学の一般選抜後期の出願締切は、3月1~2日頃に設定されていることが多いので、ここを2つ目のリミットと考えた方がいいだろう。
たとえば、帝京大学、東京経済大学、大正大学、工学院大学などの後期試験は3/1が出願締切だ。拓殖大学、千葉商科大学、千葉工業大学などは3/2が出願締切となっている。
3/3以降も出願可能な大学は、地元密着型の中小規模の大学が多い傾向にある。この、「地元大学」の魅力は、何より学生への面倒見の良さにあると私は思う。
たとえば産業能率大学は、フィールドワークやインターンシップがとても充実しており、実社会でビジネスを行っていくために役立つスキルがとても身に付く大学だ。もう少し実例を挙げてみたい。
東洋学園大学は、東京ドーム至近の本郷キャンパスで4年間学べる点が大きな魅力だ。この大学も産学連携が盛んで国際学も学べる。
「面倒見の良い大学」ランキングでしばしば登場する、埼玉県の聖学院大学や、城西大学も出願を受け付けている。2020年に開学した情報経営イノベーション専門職大学(東京)は、在学中に必ず起業を行う、ユニークなカリキュラムや最新のキャンパス環境が魅力だ。
音楽やスポーツを学ぶなら、尚美学園大学(埼玉)、神奈川で保育・福祉を学ぶなら田園調布学園大学、横浜創英大学、歯学部ならば鶴見大学がある。理工系では日本工業大学(埼玉)、東京工芸大学(東京)の工学部が出願を受け付けている。国際学であれば武蔵野学院大学(埼玉)もある。
更に、これらの地元大学は3月以降に出願可能な総合型選抜も実施しているケースが多いので、総合型選抜の日程も分かる弊社サイトで併せてチェックしてほしい。
後期試験 検索サイト➡ 「2月以降に出願できる大学」
本稿をご覧になった皆さまの大学受験が、「終わりよければ全てよし」となりますように!*入試情報は必ず、各校Webサイトや入試要項などでご確認ください。
SINRO! 編集長 河村卓朗