令和4年度、大学入学共通テストの志願者数が確定
昨年からスタートした大学入学共通テスト。
2回目となる令和4年度の志願者数が確定した。
現役生の志願率が過去最高になる中、浪人生数は昨年に引き続き減少したようだ。
2回目となる大学入学共通テストの確定志願者数が12月7日付で大学入試センターより公表された。
志願者数は53万367人で昨年より4878名の減少となった。内訳は以下の通り。
・高等学校等卒業見込者(現役生)は 449,369 人(前年度比 426 人減)
・高等学校等卒業者(既卒者)は 76,785 人(前年度比 4,222 人減)
・高卒認定等の志願者は 4,213 人(前年度比 230 人減)
特筆すべきニュースは、現役生の志願率が過去最高の45.1%となったことだ。
18才人口が約2万人減少しているなか、現役生の志願者数がほぼ減らなかった要因として考えられるのは、試験会場に出向かずに済む私大の共通テスト利用方式での受験を検討する受験生が多い事、コロナ禍の影響で試験が実施されなかった場合の追試の代わりとして、共通テストを用いる大学が多いことなどが推測される。出願高校数は4464校で昨年より22校増えた。
浪人生については約2万人減となった昨年度に引き続き、4,222名減少となり8万人を割った。
令和4年度の大学入学共通テストは来年1月15日・16日に実施される。