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伝統校に聞く、専門学校の分野解説(幼児教育・保育編)

~幼稚園教諭免許と保育士資格が同時に取れる「指定校」の存在を知っておきたい~

  • 専門学校進学 2021年 10月29日

専門学校で幼児教育・保育を学ぶ際に「指定校」と「併修校」という言葉がしばしば登場します。

この2つの学校の違いについて、事前に理解した上で選ぶことが大切です。

今年の春先に刊行した「SINRO!専門学校号」の取材を通して、各分野の状況や学校選びのヒントを、業界事情に精通する専門学校の皆さまから教えていただきました。

幼児教育・保育分野は大学・短大でも学べますが、専門学校を選ぶ人はおそらく1日でも早く幼稚園や保育園の現場で子どもたちと触れ合いたい、現場志向の方が多いと思います。

本稿では、専門学校で幼児教育・保育分野を学ぶ高校生にぜひ知っておいていただきたい、「卒業と同時に幼稚園教諭第二種免許と保育士資格を取得出来る学校(指定校)と、その学校の授業のみでは保育士資格しか取得出来ない学校(併修校)が存在する」というお話をご紹介したいと思います。

 

指定校とは、幼稚園教諭養成校として文部科学省の認可を受けた、全国に26校ある専門学校のことを指します。保育士の資格に関しては、厚生労働省から指定保育士養成施設として指定を受けたすべての専門学校で取得が可能です。

つまり、専門学校で幼稚園教諭第二種免許と保育士の資格が同時に取得できる学校は全国に26校しかないということです。

そしてそのうちの10校は東京都内にあります。

 

指定校ではない学校=併修校では、卒業時に取得できるのは保育士のみ。幼稚園教諭第二種免許を取得するためには通信制短大との併修が必要になります。

このことを知らずに専門学校選びをしてしまう高校生が少なくないようです。

私は取材を通じて、指定校・併修校それぞれの特徴を事前に理解した上で学校を選ぶことがとても大切だと思いました。

 

本稿では、指定校である東京教育専門学校の北原隆史校長と道灌山学園保育福祉専門学校の髙橋系太先生に、幼児教育・保育分野を専門学校で学ぶ際のポイントについて解説いただいた、弊社WEBサイト「専門学校LABO」の記事をご紹介させていただきます。

『幼稚園教諭と保育士の国家資格を同時に取得できる学校は限られる』

 

また、幼稚園教諭第二種免許と保育士の資格が同時に取れる全国26の専門学校(指定校)が勢ぞろいする全国幼稚園教員養成機関連合会のサイトもご参考まで。
幼稚園教諭・保育士になろう!全国幼稚園教員養成機関連合会

 

上記専門学校LABOの記事は、幼児教育・保育を専門学校で学びたい全ての高校生と保護者の皆さまに見ていただきたい内容です。ぜひご参考にしてください。

 

SINRO! 編集長 河村卓朗
 

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