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【カコトリミング】すべては「犬のプロ」になるために。業界から支持を受ける現場重視の学び

2年間でトリミングと動物看護を学べる「本気の指導」とは

  • 専門学校進学 2021年 10月01日

トリマー科と動物看護科を有するカコトリミングスクールは、1987年の開校以来優秀な人材を輩出し続け、学校への求人は過去3年平均で生徒数の7.48倍とペット業界から圧倒的な信頼を得ている。

現場で求められている「即戦力」を育てるこだわりのカリキュラムとは?

学長の内田早苗先生にお話をうかがった。

現場で必要なことだけを徹底的に指導

―カコトリミングスクールの学びの概要についてお聞かせ下さい。

 カコトリミングスクールでは、ペットショップなどで犬の毛をカットして整える「トリマー」を目指すトリマー科、動物病院などで獣医師をサポートする「動物看護師」を目指す動物看護科の2科を設置しています。

 本校の学びのこだわりはシンプルで、創立以来一貫して「現場から即戦力として必要とされるトリマー、動物看護師を育成するために必要なことを徹底指導する」という教育理念を掲げています。

 まず、本校ではトリマー科でも動物看護の授業があり、動物看護科でもトリミング技術を学びます。

 トリマーは、犬のスタイルを整えるトリミング技術さえあればいいというわけではなく、動物の健康状態を観察し、異変を見逃さないことが大切です。飼い主様が愛犬を動物病院に連れて行く頻度は決して高くはありませんが、トリミングサロンには月に1度など定期的に訪れるものです。その際、体格や皮膚、毛の状態などから異変を察知し飼い主様にアドバイスできれば、絶大な信頼を得ることができます。

 一方、動物看護師もトリミングスキルがあれば大きな強みになります。獣医師の多くはトリミングスキルがないため、動物看護師とは別に、入院している犬のシャンプーやトリミングを行うトリマーを雇うことがあります。もし、犬の飼育管理からトリミングまでできる動物看護師がいれば、貴重な人材として重宝されることは間違いありません。

 また、トリマーや販売員、あるいは動物看護師として店舗や病院などの現場に出てからは犬を扱ってきた経験値がモノをいいます。本校では学生に毎日違う犬に触れる機会を提供すべく、13犬種・250頭以上の犬を校内で飼育しています。これだけの数の犬と毎日触れ合える教育環境は他にはまずないと自負しています。

 そして、本校では接客マナー指導も重視しています。現場に出てから接するお客様は40代以上の方が多く、飼い主様にとって愛犬は家族同様の存在ですので、正しい言葉遣いやご要望を丁寧に聞き取る接客姿勢を身に付ける必要があります。

 さらに、愛犬を安心してお任せいただくには衛生面への配慮も欠かせません。本校では日常的に犬の毛や排泄物などの不快な匂いが一切しない清潔な環境作りの重要性を徹底指導しています。衛生管理の徹底は、犬の健康のためにも飼い主様から信頼を得るためにも必要だと考えているからです。

 このような本校ならではの教育を実現するために、教職員は学生の1分1秒をお預かりしているということを常に意識し、プロになるために必要なことを徹底した少人数教育で指導しています。

 ペットショップや動物病院からは毎年、学生数の7~8倍もの求人がありますが、これは本校の教育姿勢がペット業界から評価されているからに他ならないと思います。

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1年生は校内犬、2年生はお客様の犬を実際にトリミング。
動物にも人にも信頼される「プロ」になる

―プロになるために学ぶ、2年間のカリキュラムについて教えて下さい。

 トリマー科では、1年生から1人1頭の校内犬をコントロールしながら、犬の保定の仕方、爪切りや耳掃除、シャンプーやカットの基本を学んでいきます。犬学や獣医学、行動学などの理論も学びながら、プロトリマーになるための基礎トレーニングを徹底的に行います。

 また校内の250頭以上の成犬の飼育・管理は1年生が担当。1頭1頭の健康チェックを行うことで、動物の扱いに慣れるとともに動物を見る確かな目を育みます。

 2年生になると早々に、外部のお客様の犬をお預かりしてトリミング実習を行います。お客様と直接やり取りして、ご要望に応じて愛犬をトリミングしてお渡しするというトリマーの仕事の一連の流れを経験することで、実践的な接客技術を習得します。

 始めたばかりの春先にはお客様に仕上がりをご満足いただけないこともあり、ときにはお叱りを受けることもありますが、ここでの失敗経験があるからこそ、卒業時には確かなトリミング技術・接客スキルを身に付けた即戦力となるトリマーに成長できるのです。

 また2年生からは、扱いが難しい妊娠犬や生まれた仔犬の世話をします。ペットショップでは仔犬を販売しますが、仔犬について深い理解と飼育経験がなければ、お客様に飼育方法をお伝えできません。カコでは校内に仔犬だけでも約50頭いるので、毎日多くの仔犬たちの健康管理を行いながら、犬の成長過程を俯瞰して学べる点も大きな特徴です。

 一方、動物看護科は、1年生で獣医学、犬学、伝染病学、公衆衛生学といった理論を学びながら、動物看護実習では1人1頭を相手に、器具の使い方や体温・心拍数・呼吸数・脈拍などの測定方法を習得します。現役の獣医師や動物看護師から直接指導を受けることで、教科書の知識だけでなく、実際の症例や治療のエピソードを聞きながら学べます。

 また、トリマー科同様に、校内犬の飼育管理を担当。入院中の犬に対して適切な管理ができるように経験を重ねます。

 2年生からは手術実習が始まり、校内犬のワクチン接種やフィラリア検査・投薬なども獣医師と共に行います。薬や注射器の準備、犬の健康チェック、採血の保定、採血後の血液検査などを実践することで、確かな技術を身に付けます。実習中だけでなくその後の経過観察もできるため、入院から退院まで動物病院と同じ環境で学べます。

 加えて、動物看護科もトリマー科と同様に、トリミング実習や接客実習を行うことで、人にも動物にも信頼される動物看護師を目指します。

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休日も班ごとに実習授業。充実した環境で学び、即戦力に

―カコトリミングスクールならではの学習方法はどのようなものでしょうか?

 本校の授業は平日だけでなく、土日には班ごとに実習があります。また夏季休暇や冬季休暇には集中授業があるため、学校として完全な休館日は年間数日しかありません。かなり過密なスケジュールと思われるかもしれませんが、学生たちは「大好きな犬に会いたい」という強い動機があるため頑張って通っています。

 カコの授業は実習中心のカリキュラムで、好きな分野のスキルが確実に身に付く感覚がモチベーションを高めるようで、2年間皆勤賞で卒業する学生が毎年60名近くもいます。また、学生10名あたり1名の講師が指導する徹底したフォロー体制も本校のこだわりです。

 校舎の1階にはペットショップがあり、2年生になるとここで実習を行います。実際に来店されたお客様とのやり取りを目の前で勉強しながらプロのトリミング技術も学ぶことができます。

 トリマーは犬の毛のカットの技術も大切ですが、それ以上にお客様に満足していただけるか、リピートして通ってもらえるかどうかが重要です。お客様と直接やり取りを行い、要望を聞き、接客技術を学ぶことで、一流のトリマーを目指します。

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―カコトリミングスクールは、認可校と何が違うのでしょうか。

 認可校では本校のように校舎内にペットショップを併設し、ブリーダー業を行うことは難しいものです。本校では一から犬の生態や業界について理解を深めていける環境作りのために必要なことと考え、あえて無認可校の形態で学校運営をしています。

 最終学歴や、学割を受けられるかどうかなどの点で差がありますが、学生が進むペット業界は、資格や学歴ではなく「腕」が重視されます。どんなに優れた学歴があっても職場で雇い主や飼い主様に認められなければキャリアを重ねることはできませんので、大きなハンデはないと考えています。

 

―「カコの教育は厳しい」という声をしばしば聞きますが、実際はいかがでしょうか?

 本校では犬を心から理解し、お客様から安心して愛犬をお任せいただけるプロになるために必要なことを徹底的に教えています。厳しいという言葉だけがひとり歩きするのは本意ではなく、なぜこれらの学びが必要か?を知ると、その必要性が理解できるはずです。

 学校説明会では、最初に無認可校であることを説明した上でトリマー・動物看護業界の現状や、求められる力について解説し、この分野を希望する高校生にプロになるために必要とされることを丁寧に説明しています。

 そして、現場で本当に必要とされるのはどのような人材なのか、雇い主に「採用してよかった」と思われるには何が必要なのかを教職員一同常に考え、現状に満足することなく、実習・体験にこだわったよりよいカリキュラム作りに取り組んでいます。

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―就職サポートや進路状況について教えて下さい。

 就職先は東京や神奈川を中心とするペットショップや動物病院で、就職率は99%。学校への求人が学生数の7~8倍と高水準なため、学生達は多数の求人のなかから自分に合った就職先を選べます。

 就職活動では、学生自らが希望するペットショップや動物病院に出向いて研究を行い、志望先を決めたら採用試験に臨みます。ペット業界での採用試験には実習が伴い、そこで認められれば内定となります。

 就職先の選択は個人の好みや目指す方向性によって変わるため、こちらが過度に干渉するというよりは、基本的に学生の希望にあわせて面接指導などのサポートを行うことになります。

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―トリマー、動物看護師をめざす方たちへメッセージをお願いします。

 ペット業界は、動物だけを扱っていればいいというわけではなく、むしろ人とのコミュニケーションが重要な仕事です。いま、人と話すことが苦手で接客に自信がなくても、2年間で段階的に学び、除々に接客技術を身に付けていくので心配ありません。

 また、犬の飼育経験がなくても、校内で毎日犬に触れるなかで動物を見る目が養われ、動物を守るためのスキルが身に付きます。すべての実習で、常に先生が近くでフォローしますので安心して下さい。

 最後になりますが、動物業界は資格や考え方など他の業種と異なる点がたくさんあります。そのためカコの学校説明会では動物のプロになるための方法を説明しています。まずは参加して就職先の知識を得て下さい。

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 お話を伺った方
 カコトリミングスクール
 内田 早苗 学長

 

⇒『進路の広場』でカコトリミングスクールを見る

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