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自宅でできる、志望校の調べ方(専門学校編)

  • 専門学校進学 2020年 04月15日

外出自粛の流れで、気になる専門学校を見に行くことが難しい状況となっています。そんな時におすすめしたいのがWEBやパンフレットをチェックすることです。この記事では具体的なチェックポイントについて解説します。

新型コロナウィルス(COVID-19)による教育機関の休校に伴い、専門学校への入学を考えている高3生の皆さんは現状、志望校を直接見学することが難しい状況です。しばらくは電話やオンラインによる相談や、WEBサイト、パンレットなどから情報を集める方法を取らざるをえないでしょう。本稿では、気になる専門学校の情報収集をする際に注意したいチェックポイントについてお話をさせていただきます。

 

基本的な学校選びのポイントはどの分野も同じ

 

どの専門学校を選ぶにしても、必ず見ていただきたい大事なポイントは「授業時間数と時間割の内容」、「就職実績」、「施設・設備の充実度」、「教員の数と質」などです。それぞれのポイントについて触れていきましょう。

 

①    授業時間数と時間割がしっかりしている学校を選ぶ!
まず、授業時間数と時間割について。これは運動会などの校外活動も授業時間数に入れる学校(授業時間数が少なくなる)と、あくまで授業のみをカウントする学校があるのでこの部分をまず確認しましょう。また、時間割もWEBやパンフレットに書いてある見本例だけではなく、実際の学生(たとえば1年生)の時間割を見せてもらいましょう。信じられない話ですが、時々、パンフレットの時間割見本と実態が異なる学校もあるのです。

 

②    就職実績は、在校生のうち何名が就職できているか、国家試験の場合は何名合格しているかを見る!
次に就職実績について。これは以前の記事でも書きましたが、在校生の何人が就職できているかがわかる毎年の「実就職率」をチェックしましょう。(毎年の就職情報を開示していない学校は基本的におすすめできません)業界内で人気の高い企業や店舗に毎年何名が内定しているか、という細かい情報までチェックできればなお良いです。

国家試験合格率については、理容美容や医療系、公務員などの国家試験合格が必須の分野であれば、毎年在校生の何人が合格できているか、という点をチェックしましょう。志望校に入ってしっかり勉強すれば高確率で資格取得ができるのか、を見るうえで大切なことですので、直接電話で問い合わせてもよいでしょう。

 

③    施設・設備は毎日ちゃんと使えるものなのかを確認する!
設備・施設の充実度については、WEB動画だけではなかなかわかりにくい面がありますが、大事なのは「自分が入学した際にどのくらいの頻度でその施設や設備が使えるのか?」ということです。いくら立派なダンススタジオや厨房システムがあっても、毎日使いたいときに使えないのでは意味がありません。相談の際に確認しておきましょう。

 

④    教員が業界で活躍する一流講師か?定期的に授業が受けられるのか?
最後に教員の数と質について。業界でも名が通っている有名な講師をたくさん抱えている学校は、教育にお金をかけていると言えるので信頼できるでしょう。そしてこれも施設・設備と同じで、その先生たちが常勤で授業を受け持ち、毎日のように受講することができるのかどうかを見てほしいと思います。有名な先生は特別講師で年に1回特別講義を実施するだけ、というパターンもありますので、「常に」一流の先生たちから教えてもらえる環境なのかを、必ずチェックしてほしいと思います。

 

⑤    情報の開示が少ない学校や、個人情報の記入をしつこく求めてくる学校は要注意!
気をつけたほうがよい専門学校とは、WEBやパンレットを見ても①~④にあげた情報の開示が少ない学校です。また、相談などをした際に今後資料を送るからと、個人情報の記入を求められることがありますが、これは必須ではありません。万が一、強引に個人情報を求めてくる学校があれば距離を置いたほうが無難です。あくまで興味を持って資料が欲しいと思った場合のみ、個人情報を書くようにしましょう。

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