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アポなし高校訪問は逆効果?!

  • 大学・短期大学進学専門学校進学 2018年 11月07日

高校の先生方と情報交換をしていて、しばしば話題に出ること

日頃、高校の先生方と情報交換をしていてしばしば話題に出るのが「アポなしの高校訪問は迷惑だ」という話です。

先生の中には受付に名刺を渡しておいて、大学や専門学校の募集担当者が営業に来た証拠に名刺を持ち帰らせてあげる、なんて親切な対応をする高校もあるようですが、それでは本来の目的の高校と情報交換を行う事にはなりません。

これはまあ、私たちとしては両方のお立場が分かるだけにコメントしにくい部分がありますがあえて高校さん側に立って考えると「情報が欲しいときはこちらから呼ぶから」と、いう事なのかなと思います。(一方で、時間が空いていれば情報交換に積極的な先生もいらっしゃるのでいちがいには言えないのですが)

しかし、大事な話をしたいときはやはりアポを取るべきだと思います。
皆さんが忙しい時期にさして親しくない企業からアポなしで売り込みを受けたらどう思いますか?

そもそもアポを取らせてくれない(合格者・希望者がいないなどの理由?)ところに無理に行っても余り良い結果にはならないのではないかと思います。

高校訪問を行った数で見るか、質で見るかが大切

高校訪問で数をこなす事が目的化してしまうと、一向に高校との関係構築は出来ず、いくら汗をかいても肝心の募集で成果が出ないということにもなりかねません。

大切なのはどれだけ訪問時に魅力的な情報提供ができるか、でしょうか。
たとえば、入学した卒業生の近況報告や、入試の合否(特に落ちた場合)の状況報告、新しい入試方式の説明(奨学金関連などは喜ばれる)、など、高校さんにとっても有益と思える情報を持っていく。

何のために高校訪問をするか?自校の魅力(欠点も含めて)をしっかり話せる、目的共有をした教職員のみ派遣する。(特に自分の学科しかしゃべれない教員の派遣は先方から頼まれた時以外は止めた方がいいと思います。意識の高い大学では教員に勝手に高校訪問をさせないところもあるほどです。)

高校さまと上級学校さま、双方で実のある情報交換が活発化し、より良い進路選択の幅が増える事を願いつつ。

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