積極的な人、そうでない人。それぞれ気をつけたい専門学校選び。
高校生の進学先選びは、じっくり考えるという時間が少ないように感じます。
もっと早い時期からもっと気軽にいくつも学校見に行ったりして、腑に落ちたうえで選んでくれると良いのですが。
この春に高校の先生方に「進路に関する意識調査」というのを取らせていただいて、「ああやっぱり」という感じですが、高校生が学校選びをするときにはWEBサイトをかなり見ているようなのです。紙のパンフレットはちょっと下火。
数年前から感じていることですが、積極的で情報通の高校生(感覚的には特に女子に多い傾向があるようですが)は、2年生のうちからWEBで見つけた学校、そのままオープンキャンパス行っていろいろ見聞きして納得したら、そのままだいたい心を決めるという傾向があるのではないでしょうか。
我々の感覚で言えば、「ホームページはダサいけど中身はホンモノ」という学校もあるわけですが、そういうところはスルーされてしまって、ちょっともったいないなあと思うのです(もちろんホームページがダサくて中身も微妙という学校もあるようですが)。
一方で積極的でも情報通でもない高校生は、3年生になってあまり検討しないで、6月にはAOで進学先が実質決まる子も出てきて、焦って決めてしまう。
どちらにしても、じっくり考えるという時間が少ないように感じます。もっと早い時期からもっと気軽にいくつも学校見に行ったりして、腑に落ちたうえで選んでくれるといいなあ、と思います。一目惚れから始まる恋も、焦った婚活もうまくいかないのと似てるかもしれません。